No.0048茨城県 H邸

ピアノが心地良く響き渡る南欧の家

太田 充美
【建築家】
太田 充美

テーマ CASA CONCERTO
(コンサートホールと住居のハーモニーが流れる家)決定!
コンセプト

「格調あるコンサートホールと機能的で安心、安全で豊かな生活の出来る住宅の両立」にあります。それはコンサートホールのための家でもなく、住宅に付随した音楽室でもないまさに「コンサートホールと住宅の奏でるハーモニーの流れる家」であると考えます。

その為に検討すべき事項として

  1. 単独コンサートホールとしての機能、仕様の十分な確保
    外部からのアプローチのしやすさ、エントランスホールの格調ある雰囲気、人数に対するシューズクローク、クローゼット等の充実、導線、ピアノの搬入経路、ホールの空間の構成と仕様,音に関する環境設備(遮音、吸音、反射、残響時間、音の質、など)2階バルコニーへのアクセス等
  2. 単独の住宅として十分快適な性能、機能を持つ居住空間の確保
    第一にホールからの音などの影響で生活環境を犯されないゾーニングであること
    コンサート時と普段の生活のON,OFFを機能的に使い分けることのできる導線であること
    特に奥様とお子様の日常の生活の機能を満たしてることを基本とします。
    住宅としての佇まいを基本としながら、イタリア南部アマルフィターナ海岸線の決して装飾的ではなくシンプルだが美しい優美な顔を持つ人をひきつける外観であること
  3. 上記のそれぞれ単独に備えるべき条件を満たしながら、一軒の住宅として一体感を感じる家としての空間構成を生み出すこと

考え方として

  1. 北側道路からの高低差を緩和するアクセス(スロープ、スキップフロアなど)
  2. 玄関ホワイエホールを格調あるコンサートホールの来客を意識したデザインとしながら住宅部分との遮音、視線等の緩衝帯としてゾーニングする
  3. ホールは音環境を考慮、約6Mの吹き抜け空間として床レベルは半地下的にダウン
  4. 方位の振れを考慮した南北軸に長いリビング、ダイニングと庭の配置
  5. 主婦導線の機能性を考慮したリビング、メインダイニング、ファミリーダイニングのサークル(回遊)導線及び、ガレージからの直接アクセス
  6. 機能を基本としてコンパクトにまとめた2階居住部分
  7. 各ベッドルーム間の音の緩衝を考慮した収納配置
  8. ご主人の癒しを実現できるツーウェイサニタリーと桜の見えるバスルーム
  9. 大型小屋裏収納を含めた廊下壁面収納などの充実した収納機能
  10. 夏の日差しを緩和し、冬場の低い日差しを感受できる屋根のあるパティオ(キャノピーパティオ)
  11. ホールのお客様の休憩やピアノの搬入路にもなる北側ウェルカムパティオ
  12. 吹き抜けからトップライトを介して差し込む光と、正面のアール壁面の醸し出す格調あるホワイエホール
  13. お客様の憩いのギャラリーサロンなどすべてが一体感を醸し出す「CASA CONCERTO」の要素です。
敷地面積 496.00m2   1階+2階床面積 316.46m2(95.72坪)
建築面積 287.55m2 車庫面積 39.56m2(11.96坪)
1階床面積 196.64m2(59.48坪) 建ぺい率 57.97%<60%
2階床面積 119.82m2(36.24坪) 容積率 63.8%<200%