No.0047静岡県 S邸

時を忘れるアメリカンリゾートハウス

米澤 正己
【建築家】
米澤 正己

テーマ 傾斜地特性を生かした絶景ハウス
コンセプト

 傾斜地としての敷地の特費と長所を最大限に活用し、カリフォルニアの山間リゾートを彷彿とさせる豊かな自然と、熱海の海や梅園の谷を望める眺望を生かした計画としました。
  限られた予算を有効に活用するために、大規模な造成工事は行わずに、敷地内の美しい自然をそのままに家を建てることが可能な、鋼管杭十鉄骨基礎の上に木造2階建てを建てる工法を採用します。これにより大幅な工期の短縮とコストダウンが計れます。建物は熱海の海方向の眺望が敷地内で唯一確保できる最も高い位置に設けます。
  日照を確保し、斜面を下りてくる敷地特有の湿気を避けるたけでなく、2階の屋上デッキからは熱海方向の眺望が、そしてリビングや1階のデッキからは眼前に広がる敷地内の白然と、その先に顧方向の景観が楽しめます。
  敷地の一番奥に設けられた駐車場はアプローチ道路と同じレベルで、しかも建物の入り口玄
関とも同じレベルとなっています。従って、玄関脇の南向きの位置に設けられたゲストルームは、ご両親がご高齢になられて昔安全にまたきわめて容易にご利用になれます。リビングやキッチン、そしてダイニング前の広い屋上ウッドデッキにも駐車場と同じレベルでアクセスできます。
  敷地の傾斜に合わせた2段構成のリビング空間は、実質的に3層吹き抜けとなった天井のとても高い開放的な空間で、しかも南西向きの高窓から日光が差し込む明るい空間です。オープンタイプのキッチンからは、ダイニングを通してリビングまで、そして屋上のデッキまで見渡すことができます。寝室とお子様の部屋は階下に配置しましたが、それぞれ眺望と日の光が入る明るい空間です。その下には床下空間を利用した広い収納スペースを確保しました。階下の浴室は南向きで、露天風呂感覚も楽しめる屋外テラス付きです。下の庭には駐車場から屋外階段を通って、あるいは中央の階段を利用してアクセスできます。
  この様に、敷地の高低差を立体的に活用した変化のある楽しい家づくりが可能です。

建築面積 115.00m2   1階+2階床面積 162.7m2(49.2坪)
1階床面積 95.2m2(28.8坪) 建ぺい率 -%<40%
2階床面積 67.5m2(20.4坪) 容積率 -%<200%