| コンセプト |
今回敷地のランドスケープ計画には、まず明瞭な軸線を設定するデザイン手法を提案いたします。
不整形で高低差の激しいこの敷地に明確な方向性(軸線)を与えることは、本来的に捕らえにくい空間を、視認に近い状態で知覚化することができるようになります。
<軸線の設定>
- 概ねこの敷地に内接する円を考えます。―――>半径27.5m
- その中心点がいわゆる「物語::計画」の始まりです。今回は「既存の杉亅が適当な位置ありましたので、これを円中心点とします。―――>ORIGIN:CEDER TREE
- この中心点を座標軸の原点に東西―南北に軸線を設定します。
- これでデザインを進めるための最初の「地図/海図」を手に入れたごとになります。
最初に設定した円が、この敷地の北東側の明瞭な尾根筋に一致しています。
また今回建物を配置した場所は浅い谷になっています。これは古来よりの言伝え「ひと、谷に棲んで尾根を歩く・・・」に合致することになります。ならばこの尾根筋の最初の円を「歩く:遊歩道」にしようと考えました。遊歩道を前述した円とその同心円、それらを繋ぐ放射線に重ねてデザインします。
次に東西―南北の軸線にはどんな性格を与えることができるのか考えてみます。
E軸:別荘から近く、おそらく海の眺望が得られる場所です。
S軸:今回敷地の最高点です。
- 展望室/東屋
- BBQ
N軸:北傾斜の土地です。ここは大きく三つのエリア分けてデザインします。
- 花畑:北側にある庭を南から眺めるのは、日本の作庭の基本です。季節を追ってストライプの花畑
- ベジタブルガーデン&BBQ
- 小さな森:隣家とテニスコートからの視線等の緩衝として
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