テーマ 静かに佇む街並みに歴史を感じさせる伝統邸宅

コンセプト

本計画地は都心から1時間未満足らずの既成市街地の中にあり、附近には歴史ある 町並みらしく所々に日本の伝統を感じさせる商店や住宅が点在する。 また、交通量の多い街道から一歩足を踏み入れた場所にあるが、駅近とは感じさせな い静けさがある。
本建物は、家族6人が各々のプライバシーと家族が集い、時には来客も招くことができ る大人のための落ち着きと気品を感じさせる邸宅を意図した。

平面計画
1階は夫婦を除く子息と母上のプライベート空間、水廻りに。 2階に家族や友人たちが集うことができる廊下レスの広めの居間、食事室を中心に奥に御 夫婦のプライベート空間、水廻り、を設置した。 ただキッチンは朝食や、来客時でも食事や、作業ができる様、必要に応じスライドドアによって、 空間が区切ることが可能にした。
さらに、この居間空間はロフト階段を設置してあり、来客用あるいは予備としての部屋へ の動線としてのホール的要素をも持ち合わせている。

空間構成
本計画は2階にパブリック空間があるため、1階から2階へのアクセス動線とプライベート 空間の動線を、明確に平面分離させ、視線と意識を2階へと導きさせた。 2階の居間、食事窒は上下階の節となり、ロフトヘの動線を無理なく導かせるため、廊下レ ス、ロフト天井までの吹き抜けを確保することとした、よりダイナミックな空間と静かに 時間の流れを感じさせる優雅な雰囲気を演出することができる。

外観デザイン
両側に既存建物に挟まれた敷地から見る建物の外観は正面からがメインファサードになる。 欧州、特にパリの街並みを意識した外部は白を基調とした石貼りやタイルのデザインとした。 全体の趣きは近代化を嫌うバリの建築をイメージしつつ、現代に生きる伝統様式の再構築を意図した。 前面道路から、メインゲートやアプローチ、カーポート用のグリルシャッターを持つゲートを設置することで、 比較的奥目に配置することになるが、建物全体のひきが取れることによって威圧感を感じさせない、 重厚、かつエレガントを両立させた街の洋館が可能になる。日本伝統と欧州伝統の融合と調和を考えつつ…

建物概要
敷地面積 314.31m2
建築面積 144.88m2
1階床面積 123.42m2 (_坪)
2階床面積 134.56m2 (_坪)
3階床面積 28.13m2 (_坪)
延床面積 286.11m2 (86.50坪)
建蔽率 < 60%
容積率 < 200%






 

建築家
山下 弘治

計画案
計画案全体