テーマ ハワイの雰囲気漂う南欧住宅

コンセプト

この M 邸の付近は、非常に環境の良い、高台の高級住宅街である。付近にはお洒落なデザインの家や「洋館の家」が数多く建ち並ぶ。
クライアントは、何欧風のデザインが好きなようであるが、安っぽいプロバンスの輸入住宅にならないように十分配慮した。S瓦の見える量を特に重視。重量感の演出の為にどの方向から見ても横に長く安定感が有るデザインとした。
また、南西の角を多角形のデザイン(8角形)とし、南から上がってきた時に、目に留まるように計画。平面計画で問題になったのが、家相を少し気にするとの事で、大まかなレイアウトがあらかじめ決定していた事。似通った条件下でオリジナリティーを出す為に、私はTERRACEとBALCONYに特に充填をおいた。道路からは視線を遮ったインナーテラスと道路からの外観演出のインナーテラスの2ヶ所を設けた。雨の日でも外の風を感じながら食事をするのは本当に気持ち良い。西側のテラスからは、天気が良ければ海も見えそうでなんとも贅沢なTERRACE。
また、吹抜けのあるLIVINGでくつろいでいる時の開放感がたまらない。
奥様がKITCHENにいる時は、常に子供の存在を感じる事が出来るようにしている。お子様が小さいので特に配慮した部分である。
2階の海の見えるFAMILY Roomでは、ゆったりとした雰囲気でティーを楽しんで頂けるよう演出。一歩外のBALCONYに出て、風を感じながらティーを楽しむことも出来る。ここからの眺めは抜群。
ご主人の趣味であるサーフィンの為の動線計画にも十分配慮した。サーフボードの出し入れ及びメンテナンスもスムーズに行えるようにした。
外構計画は、基本的にはオープン外構であるがGARAGEのポリカボネートの屋根を外部から見えないようにする為に、ファサード(木造)だけを先に造った。数年後には、電動シャッターを取り付けしやすいようになっている。玄関及び勝手口から雨に濡れずに車に乗れるようになっている。
敷地全体の南傾斜の問題は、1階をスキップフロアーにすることによってかなり改善できそうだ。
空調計画は、開放的なプランであるので、24時間空調をお勧めしたい。気候の良い時期は窓を開けてもらっても全く問題はない。高気密住宅に多いアレルギーや家の寿命の為にも良いと思っている。
敷地面積 424.48m2(128.41坪)
建築面積 146.14m2(44.21坪)
建蔽率 34.42%
1階床面積 114.19m2(34.54坪)
2階床面積 10158m2(30.73坪)
延床面積 215.77m2(65.27坪)
容積率 50.83%


 

建築家
葉山 邦和

計画案
立面図、断面図、外観